読書記録11「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」
少しずつ温かい日が増え、春を感じられるようになりましたね。
ほとんど外に出ない生活をしていますが、ポストやゴミ出しで外に出て近所を散歩すると、あちこちで色とりどりのお花が咲き始めていて、うれしくなります。
お花は元気の源ですね。
そんな花が美しい三月の終わりに読んだのは、
北野佐久子さんの著作
「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」です。
この本は今からちょうど10年前、2012年に出版されました。
わたしがまだ制服を着ていたころに購入した本です。
当時はようやく本の魅力に気がつき、不思議の国のアリスに登場する英国文化に心を躍らせていました。
そんな時に買った本です。
この手の本は他にもたくさん持っており、どれも読み応え、見ごたえがあります。
中でもこの本は、著者の北野さんが実際に英国に長期滞在されていて、
その当時の思い出話や見た景色をそのまま切り取ったような写真が掲載されているため、英国の田舎暮らしを実際に覗かせてもらったような感覚になります。
また、北野さんがハーブ留学をされていたこともあり、美しい花や庭の写真が掲載されていて、その美しさは写真でもうっとりしてしまうほどです。
現在アロマの勉強中ですが、この本を読み、わたしもいずれは大きな庭を持って、ハーブを育ててみたいと思いました。
英国を初め、海外の文学や文学が好きなわたしですが、まだ海外に行ったことはありません。
勇気とチャンスが無かったんです……。
そのためか、こういった本で疑似体験をするのが大好きです!
この一冊でも、かなりの数のお庭を散策できました!
こういう体験を本から得た時、本の偉大さを改めて感じます。
音もなく、動くこともないにもかかわらず、誰かの知識を余すことなく教えてくれる。
しかも一回買えば何度でも読める。電源もないから、充電を気にせず、いつでもどこでも読める。
本は利点ばかりですね。
(強いて言うならば、加筆修正のような更新できないことでしょうか。)
まだまだ油断できない状況が続き、外に足が向かない日々なので、しばらくは本の力を借りて世界中を散策しようと思います。
本なら旅費もかかりませんからね。笑